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東京都の台東区浴場組合連合会が8月10日から9月30日までの日程で、区内銭湯を対象としたスタンプラリー「フロマラソン2019」を開催していました。
区内の銭湯で入浴し、銭湯ごとに異なるスタンプを押していくと、5ヶ所で記念タオル1枚、さらに3ヶ所でもう一枚の記念タオルがもらえるという企画です。
都内共通入浴券(回数券)の価格
これをネットで知り、浅草周辺の台東区の銭湯めぐりをしていました。その際、使用していたのが都内共通入浴券(回数券)です。
9月30日までの銭湯の料金は、大人460円、中人180円、小人80円でした。
都内共通入浴券(回数券)は、大人の入浴券が10枚で4400円でした。
で、消費税が10月1日から10%に増税になるため、大人470円になると発表されていました。中人180円、小人80円は据え置きです。
気になるのは、1枚あたり440円だった都内共通入浴券(回数券)の取り扱いです。
具体的に言うと、10月1日以降にそれまでに購入した都内共通入浴券(回数券)を使用する場合、不足の10円を支払わなければならないのか? という疑問です。
9月の末に、銭湯のフロントのおばちゃんに直接聞いてみました。
東京の銭湯の料金が10月から460円⇨470円に値上がりするんだけど。
フロントのおばちゃんに「10月から4400円の回数券は、いくらになるんですか?」訊いたら、
「知らない」だって。知らんのかいwww
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) 2019年9月24日
フロントのおばちゃんの回答は、「知らない」というものでした。
仕方がないので、10月1日に「湯どんぶり栄湯」という台東区の銭湯に行って、都内共通入浴券(回数券)がいくらになっているのかを確認してきました。「湯どんぶり栄湯」はチケットの自動販売機があります。
結果は以外にも、4400円のままでした。都内共通入浴券(回数券)の価格変更はありませんでした。
4400円で10枚ですから、1回470円の入浴料が440円で、30円のお得ということになります。
寿湯さんも、ツイートされていたことに気が付きました。
四年間据え置きとなっておりましたが、消費税率引き上げ、燃料費や光熱費、備品や消耗品などの負担増により10/1本日より大人料金が470円となります。共通入浴券は現行のまま10枚4400円です。何卒ご理解ご協力を賜り、今後ともご利用宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/6Q961IjNoc
— 寿湯(台東区) (@kotobukiyu1010) 2019年10月1日
京成電鉄の回数券では
回数券といえば、鉄道が身近です。
たとえば京成電鉄の回数券では、11枚つづりが10回分の値段で販売されています。
これを銭湯に当てはめると、4700円で11枚ですから、1回分は4700÷11=427.27 で10回分なら4280円ということになります。
現在の都内共通入浴券(回数券)の価格は4400円ですから、京成電鉄の回数券と比較すると、まだ若干、お得感は少ないですね。
京成電鉄では、さらに、
- 時差回数乗車券…平日10時から16時まで使用可、土・休日と12月30日~1月3日は終日利用可 12枚で10回分の価格
- 土・休日割引回数乗車券…土・休日と12月30日~1月3日に限り、初駅から50キロ以内で利用可 14枚で10回分の価格
という、さらにお得な回数券もあります。
銭湯ももう少し頑張ってほしいなと思います。