格安サーバーを選んで大失敗 サーバーの引っ越しをした話

新型コロナの影響なのか副業としてアドセンス広告付きのブログを始められる方が、2020年4月、5月頃から増えているようです。

ブログを始めるのなら、自分でサーバーを借りて、ドメインを買って、無料のWordPressで作るのが一番安全です。

2019年12月15日には、Yahoo!ブログのサービスが終了しました。

このように無料のブログサービスは手間をかけて書いてきた記事がある日突然、削除されてしまう可能性があります。

 

さて、WordPressブログを始めるには、有料のサーバーを借りる必要があります。

以下略ちゃんは、そんなサーバー選びで最初、大失敗をしてしまいました。

今回は、レンタルサーバーで大失敗してしまったお話です。

ドメインとレンタルサーバー

WordPressブログを始めるには、ドメインとレンタルサーバーが必要です。どちらも有料です。

 

ドメインは、

お名前.com

ムームードメイン

などで購入して、次にWordPressのデータを置くサーバーを借りるわけですが、以下略ちゃんがWordPressブログを始めたとき、サーバーで大失敗してしまいました。

どのような失敗かというと、典型的な「安かろう悪かろう」です。

 

それまではJUGEMブログの有料プランを利用していたのですが、2017年にWordPressのブログに変えることにしました。

で、レンタルサーバーを借りることにしたのですが、それほど見に来る人もいないだろうと安易に考えて、月額100円のレンタルサーバーと契約をしました。(※このサーバーは現在は月額100円のプランはありません)

 

アクセスが増えるとアクセス制限されるサーバー

ブログに記事を投稿しては、Google アナリティクスでリアルタイムのアクセス数を眺めていました。

半年が経過した頃、ある日、

その日、投稿した記事がリアルタイムのアクセス数で200を超えたとき、異変が起きました。

記事投稿後に、順調にアクセス数が増加、200を超えて推移していたと思ったら、急激に数値が減少、あっという間にアクセス数が 0 になってしまったのです。

ブログを見ている人が誰もいない状況です。

ブログは、エラーになっていて外部からはブログが見えていないようでした。

何が起こったのかがよくわかりませんでした。

 

そのレンタルサーバーは、無料の電話サポートが売り物でしたので、電話をして問い合わせをしようとしましたが時間外なのか繋がりません。

仕方がないので、メールで問い合わせをしました。

すると、次のようなメールが翌日、返ってきました。

サポートの説明は、「以下略ちゃんのサイトにアクセスが集中して他の利用者に影響があるので一時的に制限をした」ということでした。

お客様にて運用されておりますホームページコンテンツに対して、外部から
多数のアクセスが発生しており、同じサーバーをご利用頂いております
他のお客様のホームページ表示及びメール送受信等に影響を及ぼしている
ことが確認できました。

そのため、大変勝手ながらホームページコンテンツの閲覧制限を行わせて
頂いております。

【対象ドメイン】
twi55.com

お手数ですが、WEBサーバーのアクセスログ及びコンテンツの内容等を
ご確認頂き、必要に応じてアクセス制限やコンテンツの見直し等を行って
頂きますようお願い致します。

なお、アクセス制限につきましては、トップディレクトリにございます
「.htaccess」ファイルを差し替えて行っており、差し替え前のファイルは
「.htaccess-20171019」に変更しておりますので、こちらを差し替えて
頂くことで解除可能ですが、今後も同様の現象が確認できた場合には、
再度対象ドメイン名でのホームページ機能を停止させて頂く場合が
ございますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

「.htaccess」とは?

当時はサーバー初心者だったので、何を言っているのか、さっぱりわかりませんでした。

今でも、あまりよくわかってはいませんが、要するに「.htaccess」ファイルを勝手に書き換えて、別のページ(エラーページ)に自動的に転送させているようでした。

ブログを見に来てくれた人を勝手にほかのページに飛ばして、ブログを見せないようにしているのです。

リアルタイムのアクセス数が200というと、おおよそ1日2万ページビュー弱です。

たった2万ページビューくらいでアクセス制限。

「コンテンツの見直し」をしろとレンタルサーバー会社からのメールに書かれていますが、見に来る人が減るような見直しをしろというのでしょうか?

本末転倒です。

たいしたアクセスでもないのに、少し増えるたびにエラーページに飛ばされるのでは、ブログ運営ができません。

平日昼間、電話がつながったので、サポートにどのくらいのアクセスまでなら大丈夫なのかを質問してみました。

ところが、サポートは「具体的な数字は言えない」の一点張りです。

レンタルサーバーはひとつのサーバーにたくさんの人を詰め込んでいます。

でも、サーバー会社は、何人詰め込んでいるのかを教えてはくれません。

 

エックスサーバーに引っ越し

このレンタルサーバーは使いものにならないと思いました。

大急ぎで、レンタルサーバーの引っ越しをすることにしました。

当時は、サーバーに簡単引っ越し機能などというものはほとんどなく、「FFFTP」という「FTPクライアントソフト」を使用してWordPressのサーバーの引っ越しを行いました。

 

選んだ新しいレンタルサーバーは、

エックスサーバー

でした。

エックスサーバーを選択した理由は、利用者が多いので、WordPress引っ越し方法について書かれたブログ記事が複数あり、わかりやすかったからです。

初心者がサーバーを選ぶ時、利用者が多く、似たような状況の方が書かれたブログなど解説記事が多いサーバーを選ぶと、困ったときなど、いろいろな点で便利です。

結論として、エックスサーバーを選択したのは大正解でした。

その後、リアルタイムのアクセスが900になったこともありましたが、何のトラブルもなく現在まで使えています。

エックスドメイン

はサーバーの操作画面、ユーザー・インターフェイスもわかりやすくて好きです。

使いやすいレンタルサーバーだと思います。

 

無料ドメインで失敗

ただ、エックスサーバーでも失敗をしてしまいました。

エックスサーバーはドメインをひとつ無料でくれるのですが、すでに「twi55.com」を他の会社で契約してしまっていたので、欲しいドメインもなく、エックスサーバーではその場の思いつきで、変な日本語ドメインをもらってしまいました。

そのドメインは使う機会のないまま放置です。

毎年の更新もなく、ずっと使えるドメインなのにもったいないことをしました。

もう少し、よく考えてドメインを選べば良かったと後悔しています。

 

サーバーの操作画面の相性も重要

話は変わりますが、数カ月後、別のブログも立ち上げたので、今度はお名前.comのサーバーも契約してみました。

お名前.comもエックスサーバーと似たようなものでしたが、どうも操作画面のユーザー・インターフェイスが自分には合わなくて、1年で解約してしまいました。

操作画面の相性も重要です。自分に合わないものだとイライラしてストレスがたまります。

 

魅力的なConoHa WING

最近、お名前.comでは、

ConoHa WING

というレンタルサーバーを始めました。

このサーバーはスペックを見てみると、とても魅力的です。あの時、このサーバーがあれば…。選択に迷ったことでしょう。

 

どんどん新しいサービスが生まれてきますね。