ちょっとがっかりしたことがあります。
先日、水戸街道を通ったとき、「いかだ流しそば 酒季 美舟音」(いかだながしそば、さかごよみ、みふね)のお店があった場所が更地になっていて、お店がなくなっていました。
昨年2019年末に閉店したようです。
そばがイカダに乗ってやってくる店
「いかだ流しそばって、なに?」と興味津々で、一度は行ってみたいと思っていただけに、落胆しました。
この場所には、地上11階建て、70戸のワンルームマンションが建設されるようです。
「美舟音(みふね)」の店舗だけでなく、「たたみ内装店」「ビデオロード」「中川屋呉服店あと」「ボディケアぶるーすとーん」などの建物など、周囲の区画広範囲が更地になっていました。
「いかだ流しそば 酒季 美舟音(みふね)」は、東京都墨田区向島5-33-12、堤通から水戸街道に抜ける道路沿いにありました。
いかだで蕎麦が流れてくるという、ちょっとおもしろいお店です。
You Tubeでも動画が複数あります。
【東京・スカイツリー】そばがイカダに乗ってやってくる店があるらしい!?【美舟音】 https://t.co/sEyIhOgL86 @YouTubeさんから
— 以下略ちゃんの逆襲【公式】 (@twi55_com) February 9, 2020
いかだ流しそば 酒季 美舟音
信州から選りすぐって取り寄せた蕎麦粉を毎朝手打ちした拘りの二割蕎麦のみを召し上がってもらう老舗蕎麦屋【いかだ流しそば 酒季 美舟音】です。
お客様のお席までお料理をいかだでお運び致します。
お二階には先代が書き上げた日本画がお待ちしております。■■当店について■■
店内に入ると中央に大きな岩山、その廻りをゆるやかに川が流れています。
いかだに乗った自慢のおそばが、伊那渡し、追分渡し、木曽渡しなどを通過し、お客様に指定場所のそばを取っていただき、お食事していただく、優雅な構造となっております。
隅田川のいなせな船頭さんを形どったお食事法で、外国の方、日本の方、色々な方に楽しんでいただいております。蕎麦は信州より厳選して取り寄せた蕎麦粉を毎朝手打ちし、こだわりにこだわり抜いた八割蕎麦を召し上がっていただきます。
またお二階には先代が描きあげた雄大な日本画がお客様をおまちしております。(お店のHPより)
店主のお父様が、日本画の画家だったそうで、店内にはたくさんの日本画が飾られていたそうです。
9月のツイートで、「伊豆に宝物殿の建設予定」というものがありますので、伊豆に移転されるのでしょうか。
昨日の「#TOKYO歩るっく!」の昼食場所「美舟音」さんのお亡くなりなった先代の大旦那さんは画家としても有名な方です。
現在伊豆に宝物殿の建設予定らしく、今回はその前に準備しているたくさんの絵を「TOKYO歩るっく!」参加者限定で食後に見せて頂きました。#街歩き #向島 pic.twitter.com/EbYa8cR6jN— TOKYO歩るっく (@TOKYO_alook) 2019年9月24日
墨東キネマ (@bokutoukinema)さんの2013年の情報によりますと、店主のお母様は「若い頃はすごい美少女で下町のテンプルちゃんと言われてい」たそうです。
@aotamaya おー!以前向島に住んでいた時たぬき湯はよく行きました。貴重な番台式銭湯ですね。鐘ヶ淵で生まれた噺家の立川龍志師匠も子供の頃たぬき湯と田中湯に行っていたそうです。向島のいかだ流し蕎麦美舟音の大女将はたしかたぬき湯の出身ではなかったかしら。
— 墨東キネマ (@bokutoukinema) 2013年4月8日
@aotamaya 鳩の町に20年くらい住みました。それで墨東を名乗るようになったのです。美舟音の大女将は80歳近い今もお綺麗な方ですが若い頃はすごい美少女で下町のテンプルちゃんと言われていて少女雑誌のグラビアを飾ったこともあるそうです。美舟音さんは竜泉の一葉泉ともご親戚ですね。
— 墨東キネマ (@bokutoukinema) 2013年4月8日
閉店は残念です。