(画像は宮地嶽神社の猿回し、記事内容と直接の関係はありません)
先日、梅を見にとある神社に行ってみたのですが、境内で有名な猿回しさんの一門という猿回しさんが芸を演じていて、ちょっとした人だかりになっていました。
ショーが終わった際に集められる「おひねり」のカゴに、千円札が入っていたのですが、大道芸の場合、通りすがりにちょっと見学といったかんじで、必ずしも最初から全部見ているわけではないのに、おひねりに千円札は違和感を感じていました。
でも、その理由がなんとなくわかりました。
猿まわしとお猿さんの手形
猿回しは、日本の伝統的な大道芸の一つで、猿に芸をさせて観客を楽しませるものです。この芸能には長い歴史があり、昔から人々に親しまれてきました。そんな猿回しを見ていると、観客が「おひねり」を渡す場面を目にすることがあります。
そして、そのおひねりに対して「猿の手形」がもらえるという面白い習慣があるんです。今回は、この「猿の手形」と「おひねり」の関係、そしておひねりの相場についてお話しします。
猿の手形とおひねりの関係とは?
まず、「おひねり」とは、観客が芸人やパフォーマーに感謝の気持ちを込めて渡すお金のことを指します。猿回しの場合、観客が猿の可愛らしい芸や巧みな動きに感動して、おひねりを渡すことがあります。これに対して、猿回し師さんが「猿の手形」をお礼として返します。
「猿の手形」というのは、文字通り猿が自分の手につけた墨や絵の具で紙に押した手形のことです。まるで猿からのサインのようで、観客にとっては記念品になります。
これが神社の境内で行われている場合、「猿の手形」が何やら「お守り」のような、ありがたいものに思えてきたりもします。
たとえば、子供連れの家族が見に来たとき、子供が喜んでおひねりを渡し、猿の手形をもらうと、とても嬉しそうな笑顔を見せます。
このやり取りは、単なる金銭のやり取りではなく、観客と猿、そして猿回し師さんとの心温まる交流の一環なんです。このような場面は、猿回しの伝統が今も生きている証拠ですね。
猿回しのおひねりの相場はいくらくらい?
どうやら、一定額以上のおひねりで「お猿さんの手形のお守り」がいただけるようです。
では、気になるおひねりの相場について見てみましょう。実は、猿回しのおひねりに決まった金額はありません。観客の気持ち次第で、100円から500円程度が一般的と言われています。
例えば、小銭を手に持っていた人が、100円玉や500円玉をそのまま渡すケースが多いようです。ただし、特別に感動したときや、観光地で気分が盛り上がっているときには、1,000円札を渡す人もいるかもしれません。
昔は、おひねりとして小銭を紙に包んで渡すこともありましたが、今は直接手渡しするスタイルが主流です。
また、地域やイベントによっても違いがあります。たとえば、日光や山口県周防のように、猿回しが観光名物となっている場所では、少し高めのおひねりが渡されることもあるようです。とはいえ、あくまで「気持ち」が大切なので、無理のない範囲で渡すのが良いですね。
ツイッターで「手形 お守り 猿」と検索すると、たしかにそのようなツイートが複数見つかります。
近所のお寺で猿回し観た!
500円あげたら猿の手形のお守りをもらったよ。おみくじは吉でした。いいお正月ですー。— Naoko Katsuta (@themonkeyfly) 2013年1月2日
引用はしていませんが、画像のツイートもあります。
しっかりとした立派な手形です。
「猿の手形」が欲しい人は、はっきりと「いくらなら猿の手形がもらえるか?」と猿回し師さんに聞くのもありでしょう。金額を言ってくれればその金額で、「お気持ちで」と答えたのなら500円でも、「猿の手形」を欲しいと言えば、くれると思います。
まとめ
たしかに、お寺や神社の境内で、お猿さんの演技を見た後に、お猿さんの手形がもらえるのなら、縁起もよさそうです。
猿回しの「猿の手形」と「おひねり」の関係は、観客と猿回し師さんをつなぐ素敵な習慣です。おひねりを渡すことで、観客は感謝の気持ちを表現し、そのお返しに猿の手形をもらうことで、特別な思い出が残ります。おひねりの相場は100円から500円程度が目安ですが、金額よりもその気持ちが大事だと感じます。